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【決断】新卒入社した大手企業を1年半で退職したお話。【営業職からエンジニアへ】

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こんにちは、まきのすけ(@nooosk39)です。

 

今回は、僕のキャリアについてお話したいと思います。

 

まず、僕の前職は求人広告の営業でした。
業界トップクラスのわりと有名な会社ですが、
リクルートではありません。笑

 

新卒で島根から上京し、右も左も分からない土地で、
飲食店などの店舗から、複数店舗を構える企業まで
様々なクライアント相手に営業活動をしてました。

 

そんな新卒入社した会社を、昨年の10月
1年半という短いキャリアで退職しました。

 

その選択に至った経緯をお話していきたいと思います。

 

少し長文になってしまいますが、
気になる方はゆっくりご覧ください!

 

 

 

前職との出会い

 

辞めた理由を話す前に。
前職と出会ったきっかけからお話ししましょう。

 

 

大学4年生を控え、とりあえず就活のために
定石通りとある就活サイトに登録しました。

 

その就活サイトを選んだのは、
大学の就活ガイダンスで聞いたことがあったから
という単純な理由。

 

さらにメールがたくさん来るのも煩わしく感じた僕は、
そのサイトだけ利用することにしました。

 

当時はずっと関西、特に大阪に憧れがあり、
大学を卒業したら大阪に行くんだ!
とただ漠然と決め込んでおり、
もともと興味のあったシステムエンジニアを目指して
企業を探しました。

 

 

就活が解禁されて間もなく、
その就活サイトが主催する大阪の合同説明会に、
「経験になるだろう」と遊び半分でとりあえず参加することに。

 

合同説明会当日、指定された会場に行くと、
島根ではまあ見ることのできない、
たくさんの就活生と、たくさんの企業
さらにいくつもの建物にわかれた大きな会場。
さらに広場には出店なんかも出てたりして。

 

田舎者あるあるなんですが、
人の多い場所に行くと、とりあえず
何のお祭りかと思うんですよね。

 

大学時代、学生団体に所属してたこともあり、
こんな規模のイベントを運営するって楽しそうだな~と思い、
その就活サイトを運営する会社のブースにも足を運び、
軽い気持ちでエントリーするのでした。

 

 

そんなに就活に熱心ではなかったので、
何十社も受けることはしませんでしたが、
なんとかエントリーした企業の中から2社、
内定をいただくことができました。

 

一方はエンジニア業界の会社から、
もう一方は就活サイトを運営するその企業でした。

 

 

ほぼ同時期に内定をもらったので、相当悩みました。
自分でもどっちに行くべきか判断がつかず、
バイト先のオーナーや店長、社員さんたち、
自分の親や伯父、大学の友達などなど。

 

いろんな人に話を聞き、やっと出した答えが、
前職である人材会社でした。

 

決め手になったのは「営業職」という幅の広さ。

 

様々な企業や人とかかわることができ、
人として必要なスキルが身に付きそう、
と思ったことから、入社を決めました。

 

Point

・唯一登録していた就活サイト運営会社に入社。
・合同説明会の運営規模に惹かれた。
・「営業」と「システムエンジニア」の選択。
・多くの企業、人に関わり、人としてのスキルが身に付きそうと思えた。

 

辞めるに至った理由

 

いきなり運営にかかわることができないのは承知の上だったのですが、
僕が配属されたのは合同説明会を行っていた新卒採用の部門ではなく、
アルバイト求人の部門

 

しかも希望していた大阪の配属ではなく、東京配属

 

しかし、新卒の身分で「嫌です」なんて言えるはずもなく、
言われるがまま上京をしました。

 

東京配属とはいえ、僕が配属されたのは支社だったので、
課長や先輩もすごく優しく、
アットホームな雰囲気だったのが救いでした。

 

 

仕事も最初は研修がメインで、
定時に帰れて、何不自由なく生活していたのですが、
研修も終わり、実務に入るととてつもなく苦労しました。

 

 

まず、最初の壁となったのが『テレアポ』

 

社内で管理している企業リストを駆使しながら、
朝から晩まで片っ端からテレアポ。

 

見ず知らずの、ましてや新卒からの電話なんて、
話を聞いてもらえるはずもなく、
秒で電話を切られる毎日。

 

最初のころは、それでも数だ、と
1日200件ほどかけ続けていました。

 

どうにかこうにか、アポが取れたとして、
次に待ち構える壁は『提案』

 

人手不足で、売り手市場の今、
広告を出したところで応募も鳴かず飛ばず。

 

そんな現実は企業側が身に染みてわかっているはずなのに、
隙をついては売り込んでいくスタイル。

 

もちろん、嘘をついて売っているわけではないですが、
こちらとしても不安を抱えながら、
成果がでないことがほとんどで、
それでも高い掲載費は払ってもらわないといけない、
そんなやりとりがとてつもなくつらかったです。

 

更にのしかかるのは、『予算』

 

人材業界は社内の人の動きも早いため、
入社半年で先輩の企業を多く引き継ぎ、
さらに2年目に上がるときには、
ほとんどの先輩が移動してしまったので、
その大部分を僕ともう一人の同期が背負う羽目に。

 

自分の通常予算もありながら、
引き継ぎした予算も上乗せされ
予算達成なんて夢のまた夢。

 

所長からはほぼ毎日詰められてました。

 

 

1年目の秋にはすでに、辞めたいな、
と思いはじめ、それでももうちょっと!と
だましだまし頑張ってはきたものの、
2年目に上がったタイミングで、
大好きだった先輩方がごっそり異動し、
それなのに苦手な所長は居座り・・・。

 

内示が出てからは毎朝会社のトイレで吐いてました。笑

 

Point

・合同説明会の運営に携わるのは絶望的状況。
・『テレアポ』『提案』『予算』なにも上手くいかない。
営業に向いていないと思いながらも騙しだまし続けてみた。
・徐々に身体にも影響が出てきてしまった。

 

キャリアチェンジという挑戦

 

もういよいよだめだ、と思ったのが、
2年目になった夏前。

 

当時は業務中も会社のパソコンで
転職関連のネット記事を読み、
アポの移動中もひたすら転職関連の本を
読み漁ってました・・・。

 

 

最初は会社には何も相談せず、
水面下で転職サイトに登録し、
転職活動を始めました。

 

次の仕事を選ぶときの基準としては、
もとより目指していたIT業界
システムエンジニアとしてキャリアチェンジ
することを目標に転職活動をはじめました。

 

しかし、平日の日中仕事をしているなかで、
エージェントとの面談をしたり、企業との面接に行くのは難しく、
いったんスパッと会社を辞めることを決めました。

 

8月のお盆前に上司に辞める意思を伝え、
9月末に退職が決まりました。

 

ちなみに、僕は有給消化してません

 

これについては愚痴になってしまうので、
深くは語りませんが、
転職を検討している皆さんには
有給消化のできるスケジュールで退職することをおすすめします!

 

 

そして、10月から無職として、
心機一転転職活動を再開し、
そこで出会ったのが現在の会社です。

 

今の職についてだったり、
今後どうなっていきたいかについては
またの機会でお話するとして、
これが、僕が前職を辞めるまでの経緯でした。

 

Point

システムエンジニアに再挑戦。
・働きながらの転職が厳しく、無職を選択
有給消化のできるスケジュールが絶対にオススメ。

 

まとめ

 

以上、僕が前職を辞めてキャリアチェンジをした経緯でした。 

 

かなり殴り書きになってしまいましたが、
転職を検討している人、今の会社に不満がある人などの
なにかのきっかけになればと思います。

 

この経験を生かした情報も今後公開していければと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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