NoSKETCH BOOK

ぽんこつくんの気の向くのままに。

【映画】「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は大人になった子どもたちこそ見るべき映画だった件

f:id:nooosk39:20190713023125j:plain


 

原点にして最高峰!!!

 

ついに昨日公開となりました。
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」

 

仕事終わりに早速見てきたので、
今日はその感想をつらつらとつづっていきたいと思います。

 

20年前、ポケモンに胸を躍らせた、今は大人になった子どもたちこそ、この映画を見るべきです。

 

 

 

点数で見る評価

総評:4.4

項目 評価
ストーリー ★★★★★
キャスト ★★★★☆
演出 ★★★★★
音楽 ★★★★☆
リピート ★★★★☆

 

 

あらすじ

 

言わずと知れた超名作ですね。

 

ポケモンたちの先祖とも語られる幻のポケモン・ミュウ。

 

ある時、最強のポケモンを作りたいと夢に見る研究者が、
ミュウの化石から人工ポケモン・ミュウツーを作り出してしまいます。

 

人間のエゴによって生み出されたミュウツーは、
己が誰であるのか、なんのために生まれてきたのか自問自答を繰り返す。

さらには人間に利用され、裏切られたことから人間への逆襲を決意するのです。

 

一方、相棒のピカチュウと最強のポケモンマスターを目指し、
修行の旅を続けるサトシとその仲間たちは、
最強のトレーナーが集められるというパーティへ招待されます。

 

しかしそれはミュウーによって計画された人間への復讐の始まりだったのです・・・。

 

個人的推しポイント

 

大人になってわかる、ミュウツーの苦しみ

 

「わたしは誰だ・・・」

「わたしはなぜ生まれたのか・・・」

 

人間の手によって造られたミュウツーは自らの存在意義に苦しみます。

 

そして、自分と同様にサトシのポケモンたちのコピーを作り、
「本物」と「コピー」どちらが強いのか決めるべく戦います。

 

子どもが見るにはちょっと重く、暗いテーマなのですが、
子どものころは単純に、

「ミュウツーつえー!」「サトシがんばれー!」

「ピカチュウかわいー!」「リザードンかっこいー!」

くらいにしか見てなかったと思います。それでいいんです。笑

 

しかし、改めてこのストーリーを見て、

「周りと比べて勝った負けたに何の意味があるのか」

「自分は自分。大切な仲間と一緒に生きる、それだけで尊いっ」

と、大人になりもがき苦しむ自分にガツンと教えてくれた気がしました。

 

フル3DCGで蘇るあの頃の記憶

 

今回の映画は、フル3DCGだったことも話題になりました。
あの頃の映像が、現代の技術によってとてつもなくキレイに蘇ってました。

 

まさに、

科学のチカラってすげー!

です。

 

名探偵ピカチュウや、ポッ拳などで、
ポケモンの3DCG自体は少しずつ見慣れていましたが、
サトシやタケシ、カスミはもちろん、ロケット団までもが3DCG化!

 

登場するポケモンたちも細部までこだわり抜かれていて、本当にキレイでした。

当時アニメーションで見ていたあのシーンたちが3DCGでよりリアルに表現され、
比較してみるのも楽しそうですね!

 

これまでのアニメーション映画も好きですが、
こういったキレイな映画もどんどん増えてきてほしいです。

 

感動の名曲が再び

 

今回、泣かせていただいたシーンは大きく二つあって、
まずひとつは石化サトシのシーンですよね。

「キミにきめた」の時もそうだったんですが、
ピカチュウの涙は本当にずるすぎます。

 

そして、もうひとつの泣きシーンがエンディングでした。

ラスボスこと小林幸子氏。

 

本当に名曲すぎるっす。
当時この曲を聴いていたキッズたちはこれだけでも聞く価値があるので、
本当に聴いてください。そして、映画を見たくなってください。笑